Ubuntuのフォルダ共有について

VirtualBox2.2.4にUbuntu9.04をインストールしたもののホストOS(Windows Vista)とファイルのやりとりができたほうが使いやすいと思いフォルダ共有にチャレンジしました。
まずはVirtualBox GuestAdditionをインストール
①Ubuntuを起動。
②VirtualBoxのメニュー「デバイス」から「Guest Additionのインストール」を選択。
デスクトップにVBOXADDITIONS_2.2.4_47978というCDのアイコンが表示されます。
③Ubuntuのメニュー「アプリケーション」-「アクセサリ」-「端末」を選択
テキストエディタみたいなコマンドを入力する画面がでてきます。
④コマンド「sudo /media/cdrom0/VBoxLinuxAdditions-x86.run」と打ってEnterを押す。
パスワードを求められたら入力しましょう。
環境によりファイル名は違ってくるのでできればCDアイコンを開いて確認しておきたいです。
⑤うまくいったらexitと入力して退出する。
⑥Ubuntuの再起動。
Guest Additionを入れる事で大きな画面が使えたり、ホストOSとゲストOSのマウスカーソルの行き来がスムーズになったり、共有フォルダが使えるようになります。
続いて共有フォルダの設定です。
①ホストOS上に共有に使うフォルダを用意しましょう。
Windows上では共有設定をしなくてもVirtualBoxとゲストOSで設定すれば見る事ができます。
②VirtualBoxのメニュー「デバイス」-「共有フォルダ」を選択
③+マークの付いた緑色のフォルダボタンをクリック
④フォルダのパス、フォルダ名(FolderName)を設定。永続化するにチェックを入れる。
フォルダ名は後の設定で使うので覚えるかメモしておきましょう。
⑤「OK」ボタンを2つ押し共有フォルダの設定ダイアログを終える。
⑥Ubuntuに共有フォルダをマウントしたい位置にフォルダを作る。
今回は/homeのユーザー名(UserName)のディレクトリの中にフォルダ(DirName)を作りました。
例 /home/UserName/DirName
Ubuntuの場所メニューを開くといろんなフォルダにつながるメニューが用意されているのでいろいろ押してみると良いでしょう。Windowsとは違う事がわかります。
フォルダを作る時はファイル・ブラウザの場合、Windowsのエクスプローラと似たような感じでフォルダを作る事ができます。
⑦Ubuntuの「端末」で次のコマンドを入力する
「sudo mount -t vboxsf FolderName /home/UserName/DirName」
FolderNameやUserNameやDirName等は自分の環境に合ったものを入力しましょう。
パスワードを聞かれたら答えましょう。
⑧うまくいったらUbuntuとWindowsでファイルを読み書きをして動作を確認しましょう。
geditでテキストファイルを共有フォルダに保存しようとしてもText file busyというエラーメッセージがでる時は違うソフトでテキストファイルを読み書きすると保存できると思います。
⑨シャットダウンするとこの設定は消えてしまうのでスタートアップ時の起動設定の中に組み込みます
端末で「sudo gedit /etc/rc.local」と入力しgeditを起動。
⑩exit 0の直前の行に、⑦で入力したコマンドのうちmountから入力。
例:
# By~
mount -t vboxsf FolderName /home/UserName/DirName
exit 0
⑪保存する。
⑫端末をexitで退出し、Ubuntuを再起動し、確認しましょう。
ただ全部一度でうまくいく事は少ないです。ねばり強く取り組みましょう。
これでUbuntuをばりばり使う事ができそうです。

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